世界に一つだけの衣装!!!

Selamat petang!!(マレー語でこんばんは)

やっと更新します(笑)

 

突然ですが、ブルネイでは日曜日に街でショッピングなどを楽しんでいると、何やらカラフルな服を着ている人をたくさん見かけます。ブルネイ人の友達に、あの服は何?と尋ねると、あれはブルネイの伝統衣装だよ、と教えてくれました。

 

ということで、今回はブルネイの伝統衣装について簡単に紹介したいと思います!!

(なぜ日曜日にたくさん見かけるのかは、おいおい説明します)

 

1バジュ・クロンとチャラ・メラユ

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ブルネイの伝統衣装は、女性用、男性用それぞれ異なる名前をもちます。

「バジュ・クロン」写真左

これは女性用の伝統衣装です。全身を覆い隠すような服で、トゥドンというスカーフで髪を隠します。

「チャラ・メラユ」写真右

こちらは男性用の伝統衣装です。腰にはシンジャンという腰巻をまきます。

どちらにも共通するのは、衣装が非常にカラフルであるということです。特にチャラ・メラユはカラフルで、僕はショッキングピンクや赤なども見かけました。様々な色から自分好みの色を選択できるところが、おもしろくていいですよね!

 

2.世界に一つだけの衣装

ブルネイの伝統衣装のおもしろいポイントが、オーダーメイドで世界に一つだけのオリジナル衣装が作れるところです。

まず、衣装屋さんに行き、自分好みの生地、色の布を選びます。

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決まったら、仕立て屋さんに持っていき、採寸をしてもらいます。

あとは仕立て屋さんにお任せして、完成を待ちます。だいたい1週間前後で完成します。

生地選びから、仕立ててもらうまで、安くて約6000円前後、高額だと...いくらかかるか分かりません!(笑) でも、先ほど紹介したシンジャンという腰巻だけでも、良いものだと約8000円以上するみたいです。僕のシンジャンはこんな感じです。とても綺麗な模様です!

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ちなみに、ブルネイ人はこの衣装を1着だけではなく、何着か持っているそうです。気分や、時と場合にわけて使い分けているのでしょうか。

 

3.どんな時に着るのか

だいたい結婚式や、ラマダン、ハリラヤといった大切なイベントの時に着るようです。さて、ここで冒頭の話に戻ります。なぜ日曜日に伝統衣装を着た人をよく見かけるのか?

 

それは、ブルネイでは日曜日などの休日に結婚式が頻繁に行われているからだそうです。ここで日本とブルネイの文化の違いがでてきます。日本の結婚式は、親族間で行ったり、規模が大きくても、親しい友人、会社の関係者、かつてお世話になった方々を招待する感じですが、ブルネイはスケールが違います。少々顔見知り程度の人も快く招き、友人の友人の友人でも来たければ、ぜひ来てください!というスタンスらしいです。だから、時には1000人以上の人々が集うらしいです。

そういうわけで、ブルネイでは結婚式が毎週のように各地で行われており、頻繁に知人の結婚式にいくらしいです。だから休日である日曜日には、伝統衣装に身を包んだブルネイ人を見かけるんですね。ちなみに、僕のブルネイの友達は、今月だけでも3回は結婚式に行くと言っていました(笑)

 

実際に作ってみた!!

ぼくは、青紫を基調としたチャラメルユを作ってもらいました!世界に一つだけ、自分だけの衣装に袖を通した時は、とてもテンションがあがりました!

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今回は、ブルネイの伝統衣装を簡単に紹介させて頂きました!!

みなさんも、もしブルネイにいく機会があれば、是非オーダーメイドの伝統衣装をお土産として購入してはいかがでしょうか!?

 

最後まで読んで頂き、本当にありがとうございました!

 

keiji